03/16 日本の底力
2011.03.16
今まで体験した事のない揺れが東日本を襲ってから5日が経ちました。
輪番停電もスタートし、ご予約を頂いておりましたお客様には大変ご不便を
おかけいたしますが、被災地の方の厳しい状況をメディアで見ていると
「出来うる限りの協力を徹底的にしていかなければ」と強く思うと共に
私達の場合は時間も決まっており、既定の時間が過ぎれば通常通り
明りの元で生活が出来ますが、現地の方はまだ先が読めないのだと
思うと普通の事がなんでもありがたく思えます。
そしてて『どんなに大変な時にも秩序をまもる思いやりのある日本人に称賛』
というアメリカの新聞に掲載された文字を見て被災者の方は日本人の誇りだと。
そんな中、Twitterで目にしたコメントを幾つか紹介させて頂きます。
『被災地から救出された80歳過ぎであろう男性。笑顔で「大丈夫!
大丈夫!チリ津波も体験してるし、再建しましょう!」と。悲しみの
声を聞きだそうと食い下がる記者に「そんなこと言っても仕方ないでしょ」
と笑顔。隣にいらしたご婦人も「みっともない格好撮らないで」と。
日本を築いて来た方達は凛々しい。』
被災地の復興を心の底から願うばかりです。
そして心を冷静にさせるこんなコメントも・・・・・。
『被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ
~僕の浅はかな経験談~』
下校時刻になって、担任の先生がおもむろに話し出した。
「今回の震災でわが校の教師や生徒も被災者となり、登校出来ない人が
います。受験生としての役目を終えてる人もいると思います。
あなた方の中には、正義感や義侠心に駆られて現地に乗り込む人も
いるでしょう。それは間違った事ではありませんが、正直にいえば
あなた方が役に立つことはありません。それでも何らかの役に
立ちたいという人は、これから言う事を良く聞いて下さい。
まず食料は持って行き、なくなったら帰ってくる事。被災地の食料に
手を出してはいけません。寝袋、テントも持って行くこと。
乾いた床は被災者のものです。あなた方が寝てはいけません。
作業員として登録したら、仕事の内容がどうであれ拒否してはいけません。
集団作業において途中離脱ほど邪魔なものはないからです。
以上の事が守れるのであれば、君たちはなんの技術もありませんが、若く、
優秀で、力もあります。少しでも役に立つ事があるかもしれない』
読んではハッさせられる文でした。
今の私達に出来る事、それは経済復興ですよね。
一人ひとりが今出来る事、それらを頑張っていく事によって
大きな力となるのだと信じて頑張っていかなければと
強く思っております。
maniereではご来店下さいましたお客様の施術代金の一部を
義援金として信頼の置ける団体に寄付をさせて頂きます。
被災地の方に一日でも早く安らぐ時が訪れますよう心から
お祈りいたします。
ma maniere スタッフ一同